英検準2級 ライティング攻略

study 英検準2級

英検準2級は、筆記試験と面接があります。

ここでは、その筆記試験の中のライティング問題の書き方について、述べていきます。

なお、要約問題については、別の記事で書かせていただきます。

英検準2級ライティング問題とは?

英検準2級筆記試験の大問5は、ライティング問題となっています。

どんな問題かというと、英検サイトの過去問から抜粋します。

こちらは、2023年度第3回の問題です。

参考URL:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-3-1ji-2pkyu.pdf

●あなたは,外国人の知り合いから以下の QUESTION をされました。
● QUESTION について,あなたの意見とその理由を2つ英文で書きなさい。
● 語数の目安は50語~60語です。
● 解答は,解答用紙のB面にあるライティング解答欄に書きなさい。なお,解答欄の外に書かれたものは採点されません。
● 解答が QUESTION に対応していないと判断された場合は,0点と採点されることがあります。QUESTION をよく読んでから答えてください。

QUESTION
Do you think it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work?

質問の答えを50語~60語で理由を2つ書いていく必要があります。

QUESTIONの内容は、「人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思いますか?」

です。

人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思いますか?

問題文は、Do you think thatもしくは、Do you think で始まることが多いです。

なので、ある事実について、解答者自身の意見を求められています。

なんだか、難しそうに聞こえますが、コツさえつかめば、簡単に書くことができます。

ここでは、この問題を使いながら、英作文の答え方を解説していきます。

答え方

1文目 I think that~/I don’t think that~

まず、問題が以下のような形式になっています。

Do you think it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work?

青字の部分は、「他の人がボランティアの為に、他の国に行くことは良い考えである」です。

この青字の意見について、賛成か反対かを決める必要があります。

賛成の場合は、解答の1文目は、I think that「私は~だと思います」で始めます。(参照:I think thatの意味)

反対の場合は、解答の1文目は、I don’t think that~「私は~だと思いません」で始めます。

いずれの場合も、その後は、青字の部分をそのまま写すだけでOKです。

つまり、賛成の場合は、1文目は、

I think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

「私は、人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思います」

反対の場合は、1文目は、

I don’t think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

「私は、人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思いません」

このように、I think thatのあとは、問題文のDo you thinkもしくは、Do you think thatの後を丸写しして大丈夫です。

なお、I think thatや、I don’t think thatのthatは、省略可能です。

一通り書き終わった後で語数が足りないときは、thatを付け加えても大丈夫ですし、語数がオーバーする時は、thatを省略しても問題ありません。

賛成か反対か迷う場合

英作文を書く上で、賛成意見を書くか、反対意見を書くか迷う時があると思います。

その時は、次のようにしてください。

賛成意見と反対意見の理由を1通り書き出してみる

書き出すときは、日本語で大丈夫です。

コツとしては、出来るだけたくさん書くことです。

理由をざっと書いてみて、以下の判断材料で賛成意見にするか反対意見にするかを選んでみてください。

・理由が2つ書けるか?

・その理由は自分の力で英語で書けるかどうか?

例えば、先ほどのボランティアに関する問題の場合は、賛成意見だったら、以下の理由が考えられます。

・多くの文化や慣習に触れることができるから

多くの文化や慣習に触れることができるから

・就職活動の役に立つから

就職活動の役に立つから

逆に反対意見の場合は、以下の理由が考えられます。

・外国に行くのにお金がかかるから

外国に行くのにお金がかかるから

他にもいろいろ理由が考えられると思いますが、とりあえず私が考えた理由は上に書いたとおりになります。

次に、これらの理由を英語で書けるかどうかを判断していきます。

賛成意見で英語で書ける理由が2つある場合は、賛成意見とその2つの理由を書いて大丈夫です。

逆に、反対意見で英語で書ける理由が2つある場合は、反対意見で書いて問題ありません。

正直に答えなくても大丈夫

英検のテストは、正直に答えなくても×にはなりません。

英検は受験者の英語の力を問う問題です。

賛成にしたから×、反対にしたから×ということには、なりません。

以下の2点が大事になります。

正しい英語が書けるかどうか

②理由が論理的に説明できているかどうか

なので、先ほどのボランティアの問題では、「ボランティアは世間では正しいことだと言われているから、絶対に賛成にしなきゃな・・・」と思わなくても大丈夫です。

英語で書けるかどうかを優先してください。

ちなみに②の論理的に説明が出来ているかどうかというのは、

例えば、「人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思いますか?」という答えに対して、

「賛成です。理由は学校のテストで0点が取れてしまうから」

という具合に、賛成なのに、賛成の理由になっていなかったりすると×になったりするということです。

逆に反対なのに、反対の理由になっていなかったりしても×になります。

自分が書こうとしている理由が、きちんと賛成理由、もしくは反対理由になっているかを、きちんと確認しましょう。

2文目 理由は2つあります。

理由は2つあります

賛成か、反対かを書くことができたら、次は、「理由は2つあります」と書きます。

書き方は、以下の通りです。

I have two reasons.

実はこの文章ですが、書いても書かなくてもどちらでも大丈夫です。

問題文が「理由を2つ書きなさい」と指定しているので、あまり意味をもたない文です。

しかし、語数を稼ぎたい場合は、あえてこの文を書くのも一つの作戦です。

「理由は2つあります」という文は、I have two reasons.の他にも、以下の表現があります。

  • There are two reasons.
  • I have two reasons for this.

どの表現を使っても問題ありませんが、覚えやすい表現を用いる方がいいです。

なぜなら、本番の試験の時に、急に忘れるといったトラブルも考えられますので。

1つ目の理由を書く

I have two reasons.が書けたら、1つ目の理由を書きます。

1つ目の理由を書くときはFirstで始めます。

First, (1つ目の理由)

例えば、1文目で「賛成」として書いたとします。

ここでは賛成意見の1つ目は、「多くの文化や慣習に触れることができるから」にしましょう。

ここで、英語で書くときの注意ですが、理由の主語は、「彼ら」になります。

英検3級の時は、解答者自身の事を聞かれていたので、理由の主語は「私は」になるのですが、

ここでは、people「人々」について書くので、人々を代名詞にして、theyを使います。(参照:英検3級ライティング問題どう解くの?)

これらを踏まえて、1つ目の理由は以下の通りに書きます。

First, they can experience many culture and customs.

「一つ目は、彼らは、多くの文化や慣習を経験できるからです」 

「慣習」は、customで、「文化」はcultureです。「文化や慣習に触れる」は、「文化や慣習を経験出来る」という言い方にしました。

「経験出来る」はexperienceと書きます。

このように、英語に直せない日本語が出てきたら、英語に直せる日本語の表現に変えてあげるのも一つのコツです。

2つ目の理由を書く

次に2つ目の理由を書きます。

2つめの理由を書くときは、次のように書きます。

Second,(2つ目の理由)

例えば、賛成意見の2つ目として「就職活動の役に立つから」と書く場合、

「~の役に立つ」はit is useful to ~ (動詞の原型)なので、

Second, it is useful to get a job.で大丈夫です。

就職活動を英語に直すのが難しい場合は、「仕事を得る」と考えてget a jobとしても問題ありません。

結末の文を書く

理由を2つ書いたら、語数をチェックしてみましょう。

もし、50語に達していなかった場合は、以下の結末の文を書くことをお勧めします。

So(だから) + 1文目の文章.

この分は、語数稼ぎなので、書いても書かなくてもどちらでも大丈夫です。

(ちなみに1級と準1級のライティング問題は、結末の文章は必ず書かなければいけません)

今回の問題ですと、賛成の場合、

So I think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

「だから私は、人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思います」

反対の場合、

So I don’t think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

「だから私は、人々が他の国にボランティアの為に行くことは、いい考えだと思いません」

緑字の部分は1文目を丸写ししましたが、これでOKです。

語数チェック

さて、最終的に語数がいくつになったかを確認しましょう。

I think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

I have two reasons.

First, they can experience many culture and customs.

Second, it is useful to get a job.

So I think that it is a good idea for people to go to other countries for volunteer work.

ここまで、58語で書けました。

語数が足りなくなった場合

今回は、50~60語で書けました。しかし、もしこの時点で50語より少なくなってしまった場合は

理由をより詳しく書いていきましょう。

例えば、今回の問題ですと、1つ目の理由として「多くの文化や慣習を経験できる」としました。

ここから「もし他の国にボランティアに行ったら」という部分を付け加えます。

「もし」はifを使います

そして、問題文を一部丸写しし、

First, they can experience many culture and customs if they go to other countries for volunteer work.

赤字の部分が追加されたところになります。このうち、太字になっているところは、問題文をそのまま写したものです。これで9語稼げます。

また、2つ目の理由にも同じように「もし他の国にボランティアに行ったら」と付け加えることも出来ます。

Second, it is useful to get a job if they go to other countries for volunteer work.

これで合計で18語稼げました。

語数が多くなりすぎた場合

逆に60語をオーバーする場合は、不要な文を削ったりして、語数が60語以内になるようにしましょう。

以下の文は削っても問題ありません。

・I have two reasons.

・結末のSo~の文

評価のポイント

英作文では、次の4つの項目で評価されます。

  • 内容・・・課題で求められている内容が含まれているか
  • 構成・・・英文の構成が分かりやすく、論理的であるか
  • 語彙・・・課題にふさわしい語彙を正しく使えているか
  • 文法・・・文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

それぞれ、4点満点で合計16点満点で評価されます。どのように評価されるかを詳しく説明していきます。

内容

内容は、主に質問にきちんと答えられているかが評価されます。

例えば、次のような問題文が出題されたとします。

Do you think it is good for people to have a pet?(あなたは、ペットを飼うことは、人々にとって良いことだと思いますか?)

この質問に対して以下のような答えだと内容は0点です。

I think it is good to eat breakfast.[朝食を食べることはいいことだと思います]

問題文はペットを飼うことについて尋ねています。しかし、解答では朝食について答えています。この場合は、内容に関する評価は0点になります。

質問の内容をきちんと理解する力が求められます。

構成

構成は、解答の英文の骨組みが分かりやすく書かれているかが評価されます。

これは、以下の解答の書き方だと、構成の評価で高い点数を取りやすくなります。

  • [第一文目]質問に答える
  • [第二文目]I have two reasons.
  • [第三文目]一つ目の理由を書く
  • [第四文目]二つ目の理由を書く
  • [第五文目]結論の文を書く

この文章の流れだと、書いていることが読み手に伝わりやすくなります。その結果、構成の評価があがります。さらに1つ目の理由と2つ目の理由の文頭にはそれぞれFirst,Secondを付けるといいでしょう。

第五文目の結論の文は語数がオーバーする場合は、無理に書かなくても大丈夫です。

語彙

語彙は、スペルがきちんと書けるかどうかだけでなく、文中の単語が正しく使えているかどうかも評価されます。

例えば、「私は早く起きた」という文を英語にする時は、

I got up early.

と書きます。

これを

I got up fast.

と書いてしまうと、語彙の点数が下がります。fastは、(スピードが)速いの方で使われる単語なので、この文で使うのは正しくありません。普段から単語の正しい使い方を身に付けるようにしましょう。

文法

文法は、その名の通り、文法が評価されます。複数形のところを単数形にしたり、三単現のsを書き忘れたりすると、文法の評価の点が下がります。

ま太文法は、文構造のバリエーションも評価されます。例えば、次のように考えると評価がが上がりやすくなります。

1つ目の理由は不定詞を使って書いたけど、2つ目の理由は動名詞を使って書けると良いな

First,it is good for my health to get up early.←不定詞を使った文
Second,getting up early makes me happy.←動名詞を使った文

このように、さまざまな文法を使って書けるように、文法の知識をしっかり習得しましょう。

ライティングの点数UPのコツ

最後にライティング問題の点数を上げる方法について述べていきます。

① ニュースに興味をもつ

英検3級の英作文では、主に解答者自身のことをきかれていました。しかし、英検準2級以上になると、やや社会性のある内容が聞かれます。

「よく世間では、こういう風に言われているけど、これに対するあなたの意見を聞かせてほしいな」のような感じです。

なので、理由が簡単に思いつかない時が結構出てくると思います。

対策としては、日本語で良いので、新聞を読んだり、ニュースを見たりして、興味のある記事を選び、それについて自分なりの感想を書くことです。

reading newspaper

書くときは、日本語で書いても大丈夫です。

感想を書くといっても「このニュースは面白かった」「悲しいニュースだった」「残念なニュースだった」といった短い感想ではなく、「なぜそう感じたのか」も書くようにしてください。

できるだけ、毎日行うようにしてみましょう。

具体的なトレーニング方法は、以下の記事にまとめました。

②過去問や予想問題をひたすら解く

過去問を解いていくと、どんな問題がどんな感じで出るのかが分かります。また、解答の書き方の練習にもなります。

さらに、英作文の予想問題などをどんどん解いていくことをお勧めします。ライティングの型は決まっているので、予想問題をたくさん解くことにより、英作文の書き方が頭の中に入っていきます。

英検準2級のライティングの予想問題は、書店に行きますと参考書があります。また、インターネットで予想問題を検索しますいろいろな問題が出てきます。予想問題の記事はこちらのサイトにもあります。

③書いた英作文を他の人に添削してもらう

英作文を何とか書き上げたら、それを他の誰かにチェックしてもらうことにより、英作文を書く力が伸びます。英作文を他の人にチェックしてもらうと、自分では気が付かなかった文法のミスや、単語の間違った使い方を発見できるので、かなり有効です。今はオンラインで英作文をチェックしてもらえる【ENC/GNA】があります。こちらの英検合格特訓コースは、英検のライティングや、生徒が作った英作文の添削を受けることが出来ます。ぜひ試してみてください。

まとめ

以上で英検準2級のライティングの書き方の説明が終わります。

まとめですが、以下のようになります。

①I think that~/I don’t think thatで賛成か反対かを書く。

②I have two reasons.

③First, 1つ目の理由を書く

④Second,2つ目の理由を書く

⑤So, で結末の文を書く

⑥語数を数えて、50~60語になるように単語を増やしたり減らしたりする。

最後に・・・

いずれの方法も「継続は力なり」です。練習すれば、するほど英語の力は伸びていきます。

この記事を読んだみなさんが、英検のライティングで成功することを祈っています。

先ほど紹介しました【ENC/GNA】の公式サイトはこちらです。

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