英語を勉強していると、たまに「目的語」「目的格」という言葉が出てきます。
目的格とは何でしょうか?
この記事では、目的格についてまとめます。
目的語とは何か?
目的語とは、文中で「何を」や「誰を」にあたる部分です。
主に動詞(動きや状態を表す言葉)の後にあります。
そして、動作の対象になる言葉です。
例文を出してみましょう。
I know him.(私は彼を知っている。)
この場合、目的格はhim(彼を)になります。
なぜなら、「知っている」の対象は「彼を」になりますし、himは、動詞knowの後にあります。
では、次の文の目的語はどれでしょうか?
I love Tom.(私は、トムを愛している。)
この文の場合、目的語はTomになります。
動詞loveの対象はTomです。
そして、loveのあとにTomという単語があるので、目的語はTomになります。
ちなみに、目的語は1語だけとは限りません。
例えば、I love this boy.(私はこの少年を愛している)の場合は、this boyが目的語になります。
このようにして、目的語は、動詞の後ろで動詞の対象が何かを表します。
目的格とは何か?
目的格とは、目的語の役割をする代名詞のことです。
代名詞とは、その名の通り、名詞の代わりとなる言葉の事です。
「これ」「それ」「あれ」や、「私」「あなた」「彼」「彼女」「彼ら」も代名詞です。
その代名詞の中に、目的語の役割をするものがあります。
それが目的格です。
主な代名詞と目的格は以下の通りになります。
代名詞 | 目的格 | 発音の仕方 | |
私 | me | ミー | |
あなた(あなたたち) | you | ユー | |
彼 | him | ヒム | |
彼女 | her | ハー | |
私たち | us | アス | |
彼ら(彼女ら) | them | ゼム | |
それ | it | イット |
先ほど出てきた
I know him.
のhimは目的格となります。
他にも、目的格を使った例文は以下の通りになります。
We know them.(私たちは、彼らを知っている)(目的格:them)
You teach us English.(あなたは、私たちに英語を教える)(目的格:us)
Hanako likes you.(ハナコはあなたの事が好きです)(目的格:you)
まとめ
いかがでしたでしょうか?目的語と目的格について、理解出来ましたでしょうか?
最後におさらいをしましょう。
目的語は、動詞の後ろで動詞の対象が何かを表します。
目的格とは、目的語の役割をする代名詞のことです。
この記事がみなさんの英語の学習に役立てることができたら嬉しいです。
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