It is ~ to・・・,It is ~ for 人 to ・・・って何?不定詞のこの文の形について解説

文法

みなさんは英語の勉強は順調でしょうか?

この記事では、不定詞で出てくるIt is ~ for 人 to・・・の形の文について解説していきます。

ぜひ英語の勉強に役立ててください。

It is ~ to ・・・って何?

まずは、次の文を見てみてください。

To play the piano is fun.(ピアノをすることは楽しい)

上の文は、不定詞の名詞的用法を用いて表した文になります。

不定詞の名詞的用法は何かが分からない、忘れた方は、以下の記事を確認してみてください。

この文の主語はTo play the pianoになります。

主語がかなり長い文章ですね。

英語では、主語が長い文章はあまり好まれません。

そこで、主語を短くするわけです。

どのように短くするかというと、To play the soccerの代わりに、とても短い主語を置きます。

その代わりの主語とはitになります

このitを以下のように文頭において、主語を短くするようにしています。

To play the piano is fun.(青字が主語:とても長いのであまり好まれない)

It is fun to play the piano.(itが主語:主語が短くなった)
(仮主語) (真主語)

この時、もともと主語だったTo play the pianoは、文の後ろの方につきます。

このitを仮主語、もともと主語だったto play the pianoを真主語といいます。

文の形がIt is fun to play the piano.になっても意味は変わりません。

また、この仮主語のitは訳しません。

この文の形になった場合、It is の後は形容詞が入り、主語の状態を表します。

(例)

It is exciting to play tennis.(テニスをすることはワクワクする)

It is good to do the job.(その仕事をすることは良い)

do the job

It is ~ for 人 to ・・・

さて、上記のIt is ~ to ・・・ですが、「〇〇にとって」という意味を付け加えることができます。

その方法は、It is ~の後にfor 〇〇を入れます。

(例)It is fun to play the piano.(ピアノをすることは楽しい)
  ↓
  It is fun for me to play the piano.(ピアノをすることは私にとって楽しい)

上記のように、toの直前に[for 〇〇]を挿入することにより、「〇〇にとって」という意味になります。

この〇〇の部分には、目的格が入りますので、目的格に直して使いましょう。

これで、It is ~ for 人 to ・・・で「・・・をすることは〇〇にとって~だ」と訳することができます。

以下、例文を見てみましょう

It is good for him to do exercise.(運動をすることは彼にとって良い)

do the exercise

It is fun for them to singing songs.(歌を歌うことは彼らにとって楽しい)

singing songs

It is difficult for me to study.(勉強することは私にとって難しい)

difficulut to study

最後に

いかがでしたでしょうか?

It is ~ for 人 to・・・の文の形が使いこなせるようになると、英語を書いたり話したりすることが、楽になります。

また、よく使われる表現ですので、ぜひマスターしておきましょう。

みなさんの英語の学習がうまくいきますように。

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