be動詞って何?be動詞の意味と使い方を解説

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英語には、be動詞というものがあります。

この記事ではbe動詞について説明していきます。

be動詞とは?

be動詞とは、「~である」(例:「親切である」「泣き虫である」)という状態を表したり、「~にいる」(例:「鎌倉にいる」「大阪にいる」)という存在を表したりします。

be動詞は全部で5種類あります。

その5種類を紹介しますね。

①am

②is

③are

④was

⑤were

なぜ、状態や存在を表すのに5種類も動詞があるかというと、このbe動詞は主語や、いつの事かによって、使い分けられるからです。(参照:主語とは?

そして、使い方としては、

(状態「~である」を表す場合)

主語 + be動詞 + 主語の状態

(存在「~にいる、~にいた」を表す場合)

主語 + be動詞 + 主語がいる場所

では、順番に説明していきますね。

①amの使い方

amは、主語が「私は」の時だけ使います。

例えば、

I am kind.

Iは、「私は」、kindは、「親切」なので、

「私は親切です」という意味になります。

少しナルシスト的な意味になりましたが、このようにしてbe動詞は、「私」と「親切」という言葉を結びつける意味があります。

これにより、「私は親切」という「私の」今の状態を表すことができます。

他にも、hungry「おなかが空いている」を使って「私はおなかが空いている」という状態をbe動詞を使って表すことができます。

I am hungry.

hungry

また、be動詞は、「~にいる」という今の存在の意味も表します。

例えば、「私は東京にいる」という場合、

I am in Tokyo.

tokyo

in Tokyoは「東京の中に」という意味です。

東京という場所の中にいる場合は、in Tokyoという具合に、inをつけます。

このinは、前置詞と呼ばれていて「~の中」という意味を表します。(参照:前置詞について)

このようにして、be動詞は、主語と場所の間にはさむことにより、「~にいる」という意味を表します。

②isの使い方

isは、主語が「IとYou以外の単数の物」につきます。

例えば「私たち」や「これら」、「あれら」「彼ら」「あの人たち」といった言葉は、複数の物を指すときに使います。

それに対して、「彼」や「彼女」「それ」「これ」「あれ」「〇〇さん」などは、1人(1つ)しかないものを指すときに使います。

1つしかないものを指す言葉が主語の時に、be動詞はisを使います。

例えば、「彼は親切だ」という時は、「彼は」はHeなので、

He is kind.

と使います。

amと同じように、「単数の主語」と「状態」の間に挟むことにより、主語の今の状態を表します。

なので、

He is hungry.

これも、「彼はおなかが空いている」という意味になり、「主語」の「状態」を表しています。

また、主語の今の存在を表すことも出来ます。

He is in Tokyo.

これで、「彼は東京にいる」という意味になります。

amと同様、主語と場所の間に挟むことにより、主語がどこにいるかを表す文章になります。

他にもisを使った例文を並べてみます。

The baby is happy.「その赤ちゃんは幸せだ」(The baby:その赤ちゃん happy:幸せだ)

happy baby

The flower is beautiful.「その花は美しい」(The flower:その花 beautiful:美しい)

She is in the garden.「彼女は庭にいる」(She:彼女は in the garden:庭の中)

The pen is on the desk「そのペンは、机の上にある」(The pen:そのペン on the desk:机の上)

Mr.Yamada is in the kichen.「ヤマダさんは、台所にいる」(in the kitchen:台所の中)

このように、主語が単数の場合は、be動詞を使って、主語の今の状態や存在を表すことができます。

③areの使い方

areは、主語がYou「あなたは」、もしくは「複数のものを指す言葉」が主語になるときに使います。

複数のものを指す言葉は、例えば、「私たち」や「あなたたち」「彼ら」「彼女ら」「あれら」「これら」「それら」や「○○さんと△△さん」等があります。

使い方はamとisと同様、「主語の今の状態」を表すときには、「主語」と「状態を表す言葉」の間にareを挟みます。

例えば、「彼らは親切だ」と言う時には、「彼ら」はTheyなので、

They are kind.

と書くことができます。

「彼らはおなかが空いている」と言う時には

They are hungry.

と書けます。

そして、am isと同様、areも主語の今の存在を表すことができます。

「彼らは東京にいる」の場合は

They are in Tokyo.

という具合に書けます。

他にもareを使った例文は以下のようになります。

Two men are angry.「2人の男の人たちは怒っている」(Two men:2人の男の人 angry:怒っている)

Three pens are on the desk.「3本のペンは机の上にある」

You are happy.「あなたは幸せです」

These flowers are beautiful.「これらの花は美しい」(These flowers:これらの花)

Taro and Hanako are kind.「タロウとハナコは親切だ」

どの例文も主語は、Youが使われていたり、複数になっていたりします。

このように主語が複数の場合は、be動詞はareを使います。

④wasの使い方

wasは、be動詞amとisの過去形です。

つまり、主語がYou以外の単数の場合で、過去の状態や存在を表すときに使います

使い方は、am,is,areと同じで、「主語」と「状態を表す言葉」の間に挟んで、主語の過去の状態を表したり、「主語」と「場所を表す言葉」の間に挟んで、主語の過去の状態を表します。

例えば、「彼は親切だった」は

He was kind.

と書くことが出来ます。

「彼は以前は親切だったが、今は親切ではない」という切ない文となってしまいましたね。

このようにしてwasは過去の主語の状態を表すことができます。

また、「彼は東京にいた」は、

He was in Tokyo.

と書くことができます。

am,is,areと同じように、「主語」と「場所を表す言葉」の間にwasを挟んでいます。

他にもwasを使った例文は以下の通りになります。

I was six years old.「私は6歳だった」(six years old:6歳)

She was my girlfriend.「彼女は私のガールフレンドだった」(my girlfriend:私のガールフレンド)

That pen was on the desk.「あのペンは机の上にあった」

It was very fun.「それはとても楽しかった」(It:それは very fun:とても楽しい)

このようにして、単数の主語の過去の状態や存在を表すことができます。

⑤wereの使い方

wereは、be動詞areの過去形です。

つまり、主語がYou 、もしくは複数となっている場合で、その過去の状態や存在を表します。

こちらも、他のbe動詞と同じく、「主語」と「状態や動作を表す言葉」の間に挟みます。

実際にどういう風に使われているかを見てみましょう。

「彼らは親切でした」という場合は、

They were kind.

「彼らは東京にいた」という場合は、

They were in Tokyo.

となります。

wereを用いた例文は以下の通りになります。

Those flowers were beautiful.「あれらの花は美しかった」

Taro and Hanako were friends.「タロウとハナコは友達だった」

These pens were on the desk.「これらのペンは机の上にあった」

このように、複数の主語の状態や存在を表すときには、wereを使います。

まとめ

be動詞について理解できましたでしょうか?

まとめますと、

現在の存在や状態を表すbe動詞

am・・・主語が「私」の時に使います。

is・・・主語が「私、あなた」以外の単数の時に使います。

are・・・主語がYouの時や、複数の時に使います。

過去の存在や状態を表すbe動詞

was・・・主語が「あなた」以外の単数を表す単語の時に使います。

were・・・主語が「あなた」と複数のものを表す単語の時に使います

この記事を読んでいただき、ありがとうございます。

記事を読まれた皆さんが、be動詞について完璧にマスターできますように。

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