この話は、前作「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」の続編かなと思っていました。
登場人物が前作と同じで、「覚醒する女たち」というくらいなので、女性たちがグループになって、殺人を犯し、それを神尾武史が解決していくのかなと思っていました。
ところが、読んだ話では、殺人事件は起きず(人が亡くなる場面もありますが)、神尾武史が女性を助けていく心温まるオムニバス形式のお話です。
「続・リノベの女」は親子愛にジーンとくるものがありました。
東野圭吾は、人物の心情の描写が素晴らしい。真世も美菜も魅力的な女性として描かれています。
こんな人たちに会ってみたいなと思いながら読んでいました。
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