今の日本ではインバウンドや、グローバルと呼ばれているように日本にいる外国人が増加してきています。隣に外国人が引っ越してきて、英語で「この近所についていろいろ知りたい」と言われることも当たり前のようになりつつあります。そして日本に住む外国人の数は今後増えていくと予想されます。そのような時代に、子供に英語を学ばせたいお父さま、お母さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

うちの子が英語にもっと興味を持ってくれたらな・・・

うちの子、英語教室から帰ってきた途端に、英語に興味をなくすんだけど、どうしたらいいんだろうか・・・。
また、近年、中学校の英語が難しくなりました。そうなりますと、次のような心配事も出てきます。

学習指導要領が変わって、中学校の英語が難しくなってみたいだけど、うちの子、学校の授業についていけるかしら。もっと自主的に英語を勉強してくれればいいんだけど・・・。
さらには、つぎのような保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

子供に英語を学ばせたいんだけど、なるべく早い方が良いと聞いたんだけど、実際のところ、どうなんだろう?
この記事では、小さいうちに英語を学習することがどのくらい大切か?また、子供に英語についてもっと興味を持ってもらうためには、どうすれば良いか?について解説していきます。
小さいうちに英語を学習することの重要性
小さいうちから英語を学習することにより、英語を母国語として、認識しやすくなります。その結果、効率的に英語を学ぶことが出来ます。
ここからは実体験になります。私は、日本人の両親の間に生まれ、親の仕事の関係で、オーストラリアに8歳まで過ごしていました。オーストラリアに暮らしていた頃は、家では日本語を話して、外では英語を話していました。その時は、英語も日本語も話すのに苦労した覚えはありません。しかし残念ながら日本に来たときには、英語はすっかり忘れてしまいました。日本に来てからすぐに英会話教室に通ったり、周りに英語を話す友達がいたら、英語を忘れることはなかったのですが、そのような環境もありませんでした。しかも、周りの人たちは、英語を知らず、日本語を話すものですから、子供心に「自分だけ英語を話すことが恥ずかしい」と思ってしまったのです。その結果、英語の話し方を忘れてしまいました。
このように、残念なエピソードを披露してしまいましたが、何が言いたいかというと、英語は、小さいころから触れたほうが効率的に学習できるということです。母国語のように無意識に吸収するので、子供もストレスなく学ぶことが出来ます。さらにそれを短期間ではなく、長期間継続していくことが大切です。途中でやめてしまうと、子供は「あっ、もう英語習わなくていいんだ」と思い、次第に英語を忘れていきます。継続が大切です。
ちなみに、私が英語教室で教えている中で、幼稚園か保育園で英語を習い始めた子がいました。その子は、小学校の高学年で英検3級に合格し、中学生になった時、2年生ごろに英検準2級に合格し、定期テストの英語は、常に90点以上とっていました。他の子と比べて、その子は、英語を学ぶときの吸収力が違いました。やはり、英語を小さいころから学ぶことは大切な事です。
小さいころから英語を学べるところは、いろいろあります。【キッズインターナショナル】は、全てが英語の環境で、ネイティブの先生から実際に使われる英語を学び、自然と英語を身に付けていくことが出来ます。
小さい子の英語学習は文法中心ではなく暗記中心が良い 歌だとベスト
英語を習わせるとき時、注意してほしいことがあります。
小さい子に文法を教えようとするお父さま、お母さまがいますが、これはあまりお勧めできません。小さい子に文法を教えることは、子供の脳に負担が大きくなり、英語学習のやる気が下がります。
例えば、我々は、日本語をしゃべる時に、主語と動詞の並び方などをいちいち意識していません。遠くのものを取ってほしいとき以下のようなことはいちいち考えません。

遠くのものを取ってほしいから、「あれを」という単語を使って、動詞は「とって」、語尾に「ください」をつけて、語順は主語が「あれを」だから、あれはが先だ。その後に動詞を付けなければいけないから「あれを」の後に「とって」だな。過去形じゃないから「とった」ではなく、「とって」だ。その後に「ください」をつけて敬語にすればいいんだ。よし、これで言おう。
あれを取ってください。
このように考えるのではなく、無意識に「あれを取ってください」と言っていますね。
文法を考えながら、英語を話すことは、脳にとって負担が大きいことなのです。英語を学んでいない子供に、いきなり文法から始めようとすると、嫌がります。その結果、英語が嫌いになります。

なので、文法を覚えさせるより、文そのものを覚えさせるようにしましょう。
小さい子の英語学習で文法から学び始める事
文そのものを覚える
ただ、文を覚えるのは良いとして、ではどういう風に覚えさせたらいいのでしょうか?
それは、歌を使うことです。
英語の歌はリズム感があります。そのリズム感で英語のフレーズも一緒に口ずさみながら覚えることが出来ます。
最終的には、歌を聴かなくてもハミングのように口ずさめば、大成功です!

このようにして覚えるための歌というのは、なるべく短いものが好ましいです。
例えば、以下のような曲がおススメです。
この曲は、短いのと明るく、元気が出る曲なので、子供たちも喜んで覚えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供に英語を学ぶことの重要性と、学ぶためにやることについて説明してきました。
・子供が小さいうちから英語を学ぶメリットとして、母国語のように吸収できるので、効率よく学べる
・子供が英語を学ぶときには文法からではなく、歌から始める
この2点を頭の片隅に入れて、お子様の英語学習に力を入れてみてください。
皆さんのお子さんの英語学習がうまくいきますように。
コメント